SS「VOCALOID」最近寒いね

もぞもぞ。。。

気持ちよく寝ていたが布団に入ってくる音が目が覚めた。

これが一般家庭なら猫が入ってきたのかと思うところだが
あいにくとうちは違う。

布団をめくると、「えへへ~」と無邪気な笑顔のリンがいる。

連日「最近は夜寒いから」とか言って布団に入ってくるのだ。

「はぁ・・・」とため息がでる。
なぜなら、こうやってリンが来るとしばらくしたらミクが怒って入ってくるからだ。

そう思いながらドアのほうをぼんやりと眺めていたが、いつまでたってもミクは来ない。

不思議に思っていると、リンがミクはリビングで寝ていると教えてくれた。
どうもリンが忍び込まないように監視していたミクだったが先にダウンしたようだ。

ミクが起きたら大変なことになりそうだな。と思いながらも今更気にしてもしかたないので
そのまま寝ることにした。

ただし、

布団に潜り込んでいるリンに出てもらう。
お腹の辺りにもぐられていると寝にくくてかなわない。

「ほら、文句言わないででてくる」とリンに言っても寒いから嫌だとかいって出てこない。

仕方が無いので

「腕枕してやるからでてこい」と囁いてみた。

すると

「じゃあ、仕方ないから出てあげる」とか言いながらでてくる。
普段甘えてくる癖にこういうところは素直じゃない。

「リンは湯たんぽみたいに暖かいな」というと、
「じゃあ、冬の間は毎日こうしてあげる」といってくれが
それだとミクの機嫌がとんでもないことになるのでやんわりと拒否しておいた。

「じゃあ、リンおやすみ」とリンのほうをみると

リンの後ろにMEIKOがいた。

なぜ?どうして?

まて、いつのまに!?

「ふふ」と秘めた笑みを浮かびながら俺をまたぎ

そして、そのまま俺の左腕を枕にして寝始めた。

右腕にはリン、左腕にはMEIKO。

まて・・・

なんだ、これは

分かっていることはひとつ。

こんな状況をミクに見られたら、俺は殺される。

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