艦これSS 疫病神な提督が着任しました その2

本部に到着。




提督「さて、アポイントはとれてないから、まずそこからだな。

大井「はぁ!?、アポイントすらとってないってどういうことなんですか!!」

北上「これはだめかなー?」

提督「上へはとりあえず、お前ら二人、重雷装巡洋艦について直接報告することにした。」

提督「なんたって、お前らが重雷装巡洋艦になるとわかってなかったらしくで
   上層部は悔しさでいっぱいだろう。」

提督「そんなわけで、戦艦すら沈めてしまうという重雷装巡洋艦について
   せいぜい自慢してくるさ。」

大井「上層部も知らなかったのですか?」

提督「知ってたら私のところにお前ら二人を配属なんてさせないよ。」

提督「重雷装巡洋艦になったことをしったら、配置転換の打診が来たくらいだからな。」

提督「もちろん、つっぱねたけどな。
   おかげでただでさえ戦力増強を渋られているのに、そこからは露骨に配属される艦娘が減ったよ」

北上「ていとくぅ~、そんな感じで戦艦の配属なんて無理なんじゃないの~?」

提督「まー、無理だろうな。」

大井「無理って!!わざわざ本部まで来て無理ってなんですか!?」

提督「まー、十中八九無理だけど、時間稼ぎもなるし、その辺はいろいろ手を回してみるさ。」

提督「今回は、運がよければ、戦艦ないし、重巡をゲットすること。」

大井「でも、無理そうなんでしょ。」

提督「だめだと、そのまま鎮守府に帰還。」

北上「無駄骨だね~」

提督「最悪なケースは……」

大井&北上「ケースは?」

提督「戦艦も重巡も配属されず、お前たち二人も転属させられるってケースだな。」

提督「そうなったら、本当にお手上げだなー」

大井「なに、無責任なこといっているんですか。
   今回のことは私達にメリットなんてないじゃないですか!!」

北上「まーまー、おおいっちも落ち着きなよ。」

大井「落ち着いていられるわけないじゃない。最悪じゃないの。」

北上「そうなったら、そのときよだよ。」

提督「そうだな。」

大井「何を呑気に。少しはさきのことを考えてください。」

提督「さきのことを考えたから、やっているんだけどな。」

大井「そんなの考えたうちにはいりません。」

提督「そのときは、そのときだ。」

提督「……北上、その時は、大井を頼むな。」

北上「だめだよー。」

北上「提督。」

提督「北上、わかっているさ。まったく。
   そう簡単にそんなことさせるわけないだろ。」

提督「さて、これ以上嫌われることもないから気楽なもんさ。」

提督「とはいっても、アポイントの調整がつくまで、しばし待機って感じだ。」

提督「それまで、フロアでのんびりするか」




提督「フロアについたことだし、適当になにか食べるか。
   どうせ嫌がらせも兼ねて1時間以上は会ってはくれないだろうしな。」

北上「いいねー。カツカレーたのんじゃおっかなー。」

大井「私も、北上さんと同じで」

提督「お前ら、間宮さんレベルを期待すんなよ。」


ガシャン!!

提督「なんだなんだ?喧嘩か?」



モブA「もう一度いってみろ!!」

時雨「何度でも言うよ。
   扶桑と山城が悪いんじゃない。アンタたちの指示が悪いんだよ。」

モブA「貴様、艦娘の分際で我らに意見するか。」

モブB「そもそも、あんな欠陥戦艦を解体もせずにいてやるだけでも
   我々に感謝してほしいね。」

モブC「まったくだ。不幸姉妹とかいわれているが、
    欠陥戦艦をあてがわれた俺達が不幸だぜ。」

モブA「さっさと轟沈でもしてくれたほうがマシな戦艦が
   配属されていいかもしれねえよな。」

モブB「そうだな。補給なしで敵戦線にでもつっこませるか。」

モブA,C「それはいいな。今度やってみるか。」

時雨「ふざけるな。僕達を何だと思っているんだ。
   しかも、そんな命令が許されるわけがないだろ。」

モブA「ふざけてんのはお前だろ。
   艦娘がえらそうに俺らに意見してんじゃねーよ。」

モブA「お前も雪風と対をなす存在といわれたのに、
   がらくたみたいな能力じゃねーか。」

モブA「欠陥戦艦だけじゃなくて、名前だけのがらくた駆逐艦まで任されて
    かわいそうすぎるだろ。」

モブA,b,c「げらげら(笑)」

扶桑「時雨、もういいのです。」

山城「そうです。出撃するたびに戦果も挙げられず損傷ばかりしているのは事実です。」

時雨「そんなことない。あんな命令で戦果なんてあげられるわけがない。」

モブA「さっきから命令が悪いだなんだと、なに責任転嫁してんだ。」

モブA「時雨、口を噤め。これは命令だ。」

時雨「ぐっ……そんな命令!!」

モブA「命令違反は、g 提督「ちょっとすみません。」」

モブA「急になんだ。貴官はなんだ。」

提督「戦艦の一隻も配属されない哀れな呉鎮守府司令官さ。」

モブA「その司令官がなんのようだ。」

提督「その辺について、ぜひご相談があります。」

モブA「相談?」

モブB「貴官に相談されるようなこともないと思うが?」

提督「いやいや、それがあるんですよ。」

提督「貴官らは、そこにいる艦娘が不要といっている。
   小官は、戦艦がいなくて必要としている。まさにWin-Winというわけだ。」

モブA「虫のいい話だな。貴官に戦艦を譲渡して我々になんのメリットがある。」

提督「さすがに無償とはいいませんよ。
   うちの鎮守府からだせるものといえば、このくらいの物資となりますね。」

モブA,B,C「こんなに……」

提督「どうですか?」

モブA「魅力的な提案だが、あいにく私の一存では決めかねる。」

提督「なるほど、たしかにそうですね。」

モブA「あ、ああ……」

提督「では、決定権のある人に話を通しにいきましょうか。」

モブA「いや、そんな急にいわれても。」

提督「小官もすぐに鎮守府に戻らないといけない身でしたね。
   さっそく行きましょうか。」

提督「そういうわけで、北上と大井。
   そちらのお嬢さん3人と一緒にまっていてくれ。」

北上「りょーかーい。」

大井「ええっ!?」

時雨「えっ!?」

扶桑「どういうことなのかしら?」

山城「姉様、どうしましょう。」

北上「細かい話はおいておいて、とりあえず、てーとくさんが戻ってくるまで
   カレーでも食べようよ。」

提督「OK、んじゃ、こっちはこっちでやっておく。
   良い子でまってな。」







時雨「僕がいうのもなんだけど、あの人、大丈夫なのかな。」

北上「てーとくなら大丈夫っしょ。
   おおいっちのときみたいにうまくやってくれると思うよ。」

大井「私のときって、なんか変だと思ったら、裏で何かやってたの?」

北上「まー、おおいっちの配属は無理っぽかったからね。
   てーとくが、ちょちょちょーいっとやったみたい。

大井「ちょちょちょーいって、呆れるばかりね。」

北上「そのおかげでこうして、おおいっちと一緒にいられるんだからいーじゃん。」

大井「はぁ~。まったくこの人達は。」

時雨「あはは……、なんだか、だいぶアレな人みたいね。」

時雨「でも、いくらなんでもそう簡単に配置転換なんてできないんじゃない?」

北上「大丈夫っしょ。」

大井「願ってもない戦艦を得るチャンス。あの提督ならどんな手を使っててもやるでしょ。」

時雨「嫌な信頼な気がしないでもないな。」

扶桑「あの……、よろしいでしょうか。」

扶桑「私達を求めていただくのは大変うれしいのですが、
   話からするとかなりの物資とともに配置転換となる様子。」

扶桑「私達にそれほどの期待を求められても……」

山城「姉様……」

北上「なんか、いろいろ悩んでいるっぽいけど
   気にせずついてくればいいと思うよ。」


そして、1時間後。


提督「話はついた。帰るぞ~。」

北上「ほーい。」

大井「……まったく。」

提督「そういうわけで、これが辞令だ。
   ようそこ、呉鎮守府へ。」

提督「扶桑、山城、時雨。君たち3人は今から私の部下というわけだ。」

提督「改めて自己紹介させてもらうが、呉鎮守府司令官だ。」

提督「これからよろしく頼む。」

時雨「僕も?」

提督「ああ、もちろん。
   さっきの啖呵は惚れ惚れしたよ。」

時雨「えっ!?」

提督「私も上層部の作戦が悪いんだよって、直接言ってみたいものだ。」

時雨「ええっ!?、さすがに提督の立場でそれはまずすぎです。」

提督「君の立場よりはマシだろう。」ナデナデ

時雨「なっ!」

提督「扶桑と山城もいい仲間を持ったな。」

扶桑、山城「はい、そうですね。」

扶桑「時雨はいつも私たちのこと庇ってくれていましたが
   今回ばかりはどうなることかと本当に心配しました。」

提督「……なんにせよ、本部に来る目的は果たせたわけだ。」

北上「来るときはまさか本当に戦艦が配属されるとは思ってなかったけど
   ラッキーだねー。」

北上「あと、帰る前にお土産買いたいんだよね~。」

提督「……ふむ」

提督「時雨、扶桑、山城、大変申し訳ないが北上と大井を案内してやってほしい。」

提督「私はその間に帰る準備をしておく。集合時間は19:00だ。」

北上「りょうかーい。じゃあ、みんないくよー。」

おわり




本部でのお話は終了。
次は、戻った呉鎮守府の予定。

艦これSS 疫病神な提督が着任しました その1

ロボット3原則なるものを知っているだろうか。
簡単に言うと以下のようなものだ。

第1法則、人間に危害を加えてはいけない
第2法則、人間の命令には従わなければならない
第3法則、第1第2に反するおそれがない限り自己を守らなければならない

深海生物に対するための決戦兵器といえる艦娘だが、国の首脳陣を初め
それら艦娘の反乱を憂慮している。

そのため、艦娘にもある制約が課せれるようになった。
内容は、さきほどのロボット3原則とほぼ同じである。

艦娘は主人が設定され、主人の命令は絶対服従となっている。
そのため、第2法則として、主人の命令は絶対服従となる。

制約といっても、マインドコントロールされているわけではないため
無理な命令をする上官に対して、制約を守らずに上官を手にかける艦娘が
多数現れた。

この状況を恐れた軍上層部は、制約を逸脱する行為を及ぼす艦娘に対して
即座に制裁を与えることができるように艦娘に処理を施すことにした。
また、主人への反逆行為を防止するために、主人の生命活動が停止した場合は、
艦娘の艤装を強制解体されるようにした。

これは、艦娘を多数従えるものが反乱を起こした際に対応するためとも
言われている。

艤装を強制解体された艦娘の多くは命を落としたが、それでも、
艦娘が主人を手に掛ける事例が後をたたなかった。


そんな状況下、とある士官に白羽の矢がたった。

戦果はあげるものの、上官が戦死するケースや、味方が壊滅する中での
戦果ということで味方殺しとも呼ばれ、忌み嫌われており
上層部へも反発していることから、昇進させてもなるべく前線送りにしたい。

しかし、高確率でこの士官を部下にした上官が戦死するというジンクスで
配置を嫌がる上官も多く、軍上層部も手を焼いていた。

そこで考えたのが、艦娘をこの士官に配属させることである。
この士官を前線に送ることができ、
この士官を経由して艦娘に命令を出すことができ、
艦娘の恨みはすべてこの士官に向けられる。

ただし、貴重な艦娘をこの士官に渡すのは否定的意見が多数であったため
各方面から放出しても問題のない艦娘をこの士官のもとへ配属させることとに
なった。

以上の経緯により、この士官は、大佐に昇進したタイミングで新設された艦娘専用の
呉鎮守府に提督として着任することとなった。




提督「やれやれ、また、戦力増強の話は差戻しになったよ。」

大井「あいかわらず軍上層部に嫌われてますね。」

夕立「戦力補強はだめっぽい?」

北上「こういうこともあるよね。というか、いつもだね。」

提督「おいおい、他人事みたいなこといっているが
   このままだと、今の戦力で2-4海域に出撃になるんだぞ。」

提督「戦艦2隻、いや戦艦1隻と重巡洋艦1隻でも良いいから
   配属されないと2-4海域の攻略は無謀だ。」

提督「やれやれ、気は進まないが本部へ赴いて直訴するか」

北上「おっ、本部へ行くなら私も付いていくよ。おいしいラーメン屋さんみつけてたんだよね。

大井「北上さんがいくなら、私も付いて行きます。
   北上さんとふたりっきりで、観光でもしましょうか。」

提督「いや、連れて行かないし、観光とかいかせないし。」

北上「そうだよ。おおいっちはお留守番ね。私と提督の二人でいくからね。」

提督「いや、お前も連れていかないよ。」

北上「いやいや、ていとくぅ~。ひとりでおいしいものひとりじめはいけませんなー。」

提督「独り占めする気ないし、おいしいことなんて何にもない。」


北上(ジーーーー)
北上「提督が嫌だといっても、私は付いていくよ。おおいっちは留守番ね。」

大井「北上さんと、くz、、提督を二人っきりなんて危なすぎです。私も付いて行きます!!」

喧々諤々

結局、北上と大井を連れて行くことに。

提督「わかった。二人とも連れて行くから準備しろ。」

提督「北上はちゃんと大井の面倒みろよ。私はしらないからな」

北上「わかったよー。おおいっちのことは任せて。」

大井「提督に心配される必要はありません。」

提督「はいはい、そうですか。」

北上「提督、大井なら大丈夫だよ。」

提督「……そうか。」

提督「んじゃ、みんな私が本日に言っている間は書いてあるスケジュールにしたがって遠征などを進めてくれ」

提督「不測の事態があった場合は、緊急コールすること。」

留守番組「了解です(っぽい)」

提督「綾波、私の代理でよろしく頼む。」

綾波「はい、わかりました。」

大井「普段から提督いなくても綾波が手配しているから問題ないし、
   そもそも提督いる意味ないのよね。」

提督「私がいなくても運営が滞らないようにちゃんと手配してあると言ってほしいな。」

北上「実際、綾波が代理で決裁していることもあるよね。あれいいのかなーと思ってた。」

大井「そうよね。バレて叱責されればいいのに。」

提督「お前ら、言いたい放題だけど、綾波には一部権限を委譲しているから問題はないぞ。」

北上・大井「嘘!!」

綾波「本部からから承認されてます。」

提督「大体、私しかできないことってのはほとんどないんだから
   できる人に委譲するのは当たり前だろ。」

提督「委譲された人間も、それによって成長できるし、いいこと尽くめ。」

北上「とかいいつつ、自分が楽したいだけー」

提督「うるさいな、楽して何が悪い。」

北上「開き直ったー。」

大井「そんなんだからすぐ私達に仕事を押し付けるんですよね。」

提督「いや、私達って、秘書官の北上に降った仕事を
   北上がしないから、大井がかわりにやっているだけじゃないか。」

北上「私とおおいっちは一心同体。おおいっちが仕事をするのは私がしたと同じなんだよ。フンスッ」

大井「はい、私と北上さんは一心同体です!!」

提督「大井が幸せなら私は何も言わないよ。」

提督「話が脱線したが、綾波の手伝いを初雪頼むぞ。」

初雪「えー、めんどくさい。やだー。」

提督「手伝うときは私の部屋のこたつの使用を許可する。」

初雪「こたつ……。」

提督「みかんもつけよう。」

初雪「がんばる……。」

提督「金平糖も買ってくるからよろしく頼む」ナデナデ

初雪「待ってる。」



大井(ジトー)

北上「あんまり甘やかせちゃだめじゃないかなー」

夕立「私も金平糖ほしいっぽい。」

夕立「提督さん、遠征がんばってきたら、金平糖頂戴。」

提督「もちろん、お土産も買ってくるよ。
   その前に、戦艦を配属されるようにがんばらないとな。」

提督(さて、気分がのらないが、本部へ行くか。
   大井が暴れなければ良いが。いつも以上に気が重くなるな。」



次回、本部へ続くよ。

【艦これSS】ぎんえいごっこ

雷「ファイアー」
電「ファイアー」
響「ファイアー」
暁「ファイエル」



なにやら、第六駆逐隊たちが遊んでいるみたいだな。
「金剛の真似か、楽しそうだな」


そういうと暁は小馬鹿にしたような感じで否定する。
「提督さんは何を聞いていたのかしら。私はファイエルといっていたのよ。
 ぎんえいごっこに決まっているじゃない。」

「ごっこ遊びなんて一人前にレディーにはふさわしくないけど仕方なく付き合ってあげているの」
なんて、言ってくる。
鳳翔さん、自分、泣いてもいいですか?


しかし、ぎんえいごっこか……

「じゃあ、これから私がとあるぎんえいシーンをやってみるけど、わかるかな?」
なんていうと、第六駆逐隊はノリノリで参加してきた。微笑ましいな。

「……じゃあ、いくぞ。」

といいつつ、おもむろに腿を抑えててそしておもむろに壁をせにして、ずずっとそのまま地に着く。

そして、ちょっと台詞を変えて
「暁、響、雷、電、みんな、ごめん……」

そして、そっと目を瞑る……




さて、みんなの反応が楽しみだ。
電あたりは、はわわ~とか、いっているかな。

とか思っていると、突然、誰かが駆け寄ってくる足音が聞こえる。

ダダダッ!
「司令官、助けに来たよ。」

この声は、響か?
しかし、響なら話を覚えてないとは思えないし、タイミングが早すぎたのだろうか?
確認のため、そっと目を開けると、やはり響が助けに来たようだ。



「そういう展開ではなかったんだけどな。」
と、頭をかいているとおもむろに響が私に抱きついてくる。

とても、いつも冷静な響とは思えない。
どうしたのかな?、原作が好きすぎて、このシーンを見たくなかったのか
それとも、ユリアンが駆けつけるシーンを予定より早くやってしまったのだろうか。


どうしたのだろうかと、様子をみてみると、響が耳元で絞りだすような声でつぶやく。
「たとえ嘘でも司令官が逝ってしまうなんて嫌だ。」



やれやれ。どうにもやり過ぎたようだ。
まったく、響を始めとして、どうにも配慮にかけたことをしてしまったものだ。



「……そうか、響、ありがとう。助かったよ。響がいてくれたら私は安心だ。」

なでなで。

「うん。」
そういって響は私に必死にしがみついている。
まったく、さすがに悪乗りしすぎたな。


しかし、いつもは冷静な響を取り乱すこともあるものなんだな。
不謹慎だが、こういう響も歳相応で可愛いものだ。


なんて、響の相手をしながら、雷と電をみてみると、ふたりとも涙目になっているし
この二人に涙目になられると余計に心がいたいな。

「雷と電も悪かったな。お詫びになにか1つお願いごとを聞くよ。」
間宮のアイスか、甘味処あたりかな。
少々財布に厳しいが、さすがにそのくらいの出費は我慢しないといけないな。

それと、暁。
あいつも必死に我慢しているけど、思いっきり涙目だし、からかうにしても限度を越えてしまっていたな。
私もまだまだ大人に慣れていないということか。


響はしがみついたままだし、この子くらいなら簡単に抱きかかえられるし、大丈夫か。


「よいしょっと」
我ながらおっさんくさいかな。


響を抱きかかえたまま、残りの3人の頭を撫でてあげる。
雷と電は素直に喜んでいるが、暁だけは、いつものように、素直じゃない。


「ほら、みんな間宮さんのところで甘いものでも食べようか。」
そういって、先に歩き始めたが、なぜか3人がこちらを凝視したままで動かない。

どうしたのだろうか。
もしかして、間宮だと、気に入らなかったのだろうか?


3人の視線をみると、どうも響がきになるようだ。
やれやれ、抱っこを羨ましがるとは、まだまだ3人も子供だな。


「ほら、あとで抱っこくらい、いくらでもしてあげるからね」
やれやれ……と頭を加工にも両腕で響を抱きかかえているから、それもできない。


そして、その様子を見ていたもの。その名は、青葉。
スクープ写真として、世に言うお姫様だっこといわれる抱きかかえている提督と響の写真を撮影。

この記事により提督LOVE勢による、ぎんえいごっこで、提督とイチャイチャできるという誤解が広まり
鎮守府内に怒涛のぎんえいごっこブームが到来しとかしないとか。


【艦これSS】北上さん 暗い話

北上といえば
 ・駆逐艦うざいとかいって毛嫌いしている
 ・いつも適当で悩みがなさそう
 ・横からMVPを掻っ攫っていく
 ・あれで秘書艦が務まっているとは思えない

どうにも評判がよろしくない。
そんな北上さんのひとこま。




深夜、人の寝静まった鎮守府。
北上は、ひとり海を見ていた。

まっくらな海。
みていると何か得体の痴れないものが潜んでいそうな感覚。

自分を慕い、自分のもと、回天を装備した散って逝った駆逐艦達。
今でもあの艦たちの顔が頭を離れない。

笑顔で慕ってきた艦が徐々に笑顔がなくなり逝ってしまう。
もう二度と味わいたくない。


柄にもなく提督にあの装備はしないようにお願いしたこともある。
本当に、柄じゃない。


じゃり……

そして、こんな時間、こんな場所に来るものがいる。


「雪風、子供がこんな時間に一人で出かけていると怒られるよ」
なんて軽口をたたいてみる。


双眼鏡を目にしても歩きにくいだけだろうに。
まったく。

そのまま、私の前に雪風を座らせる。


「子供の一人歩きは危ないので保護しました!!」
なんてね。



「雪風、無理に我慢する必要もないんだよ。」
優しく頭をなでてみる。
鎮守府では、明るく、前向きな雪風。

しばしば夜にこうやって出会う。


たぶん、この艦は、自分なんかよりもっと地獄を見てきたのだろう。
その明るさはどこか危うい。


地獄の戦地でどんな思いをしてきたのだろうか。
この艦に比べれば自分なんて、たいしたことはないのだろう。

自分はみないようにするだけ。
この艦はいまでも目を背けず見続けようとしている。
とても強い艦。

自分なんかよりすごく強い。


強いこの艦も自分と同様に昔を思っているのだと思ってどこか安堵する自分。
本当に弱い。


また大井が逝ってしまったら。
また、駆逐艦をひきいて、みんないなくなるのではないかと思ってしまう。


「なあ、雪風。今度は誰もかけることなく終わるといいな。」
雪風はこくりと頷き、
「今度こそ、みんなをお守りします。」
そんなことを言う。
本当に強いよ。










昔を思い出させる駆逐艦が嫌い。
駆逐艦を直視できない弱い自分が嫌い。
弱い自分を自覚させる駆逐艦が嫌い。

駆逐艦達は自分を慕ってくる。
本当に……


本当に。自分が許せなくなる。




誰一人欠けることなく、この戦いを終わらせたい。
そんな無茶なお願いを真面目に達成しようとする提督。


臆病者とか散々いわれていても、何も言わずにみんなが沈まないようにする提督。
北上は提督の秘書艦で本当によかったです。




以上。
オチなくおわり。

【艦これ】E-5アイアンボトムサウンド攻略完了

ついにE-5攻略完了しました。

リアルの疲労もあってか、凡ミスをして、通常海域の戦闘で雪風を沈没させ
翌日は、LV99目前の北上を沈没させて心が一度折れましたが延期によって何とかなりました。

沈没させたのは、間違って大破進撃したのと、ダメコン積んでいると思っていたら積んでいなかったという凡ミスでした。

それが2週間前の出来事です。

そこからは、E-5攻略は諦めて、北上さんを育てることにしていましたが、E-5が延期されたということで、これは攻略できるかもしれないと思って再び情報収集。
今度は急かさないようにのんびりやろうと心に決めて攻略開始しました。

北上様を育てるついでに重巡洋艦と金剛型戦艦でLVの低かった2隻もLVあげをしておきました。

攻略中は資源を集めるための遠征はすべてやめています。(6時間程度くらいですし)

4編成の使い方はこんな感じ。
第1:攻略組その1
第2:攻略組その2
第3:キラ付するための予備枠(1隻で1-1攻略させる)
第4:支援艦隊

中央ルートは火力不足で、削れる量が少なく資材の減少がやばかった。
そのため、ルートは、北ルートにしました。
前回も北ルートを試したのですが、5回中1回しかボスにいかなかったのでやめたという経緯です。
しかし、ふと任務をみてみると、ボスに到達する系を受けたままになっていることに気づきました。
みなさん経験あると思いますが、補給艦任務をうけたら、ボスにいきまくし、ボス到達系を受けるとボスにいかなくなるというジンクス。

ということで、今回は、ウィークリー含めて、補給艦や輸送艦を倒す任務だけ受けた状態で、さらなるボスルートへの確率アップ(?)を目指しました。

そして、編成は、以下のような感じです。
金剛型:2隻は北ルート固定のため必須。
なので、金剛型4隻いるので、2つの戦隊にわけて、2組の攻略組としました。
あとはハイパーコンビの北上、大井を1人ずついれることにしました。
(S攻略目指すなら二人一緒が良いと思います)
あとは、重巡洋艦と駆逐のLVが高いのをいれることにしました。
前回は、雪風VL72を入れていましたが、いないので駆逐艦は1隻枠としました。その代わり重巡洋艦を2席に増やしました。

編成
第1戦隊:重駆重戦戦雷

重巡洋艦1で駆逐2のパターンもやってみました。ボスの昼までの攻撃力が不足していたので、重巡洋艦2としています。資材的には駆逐2も捨てがたい。




第2戦隊:重駆重戦戦雷





支援艦隊

支援艦隊:前半は、駆駆空空空空(軽空母2と正規空母2)これだと1隻を撃破くらいですかね。他は小破とか中破が2~3席程度
     後半は、駆駆戦戦空空(並びは適当)これだと結構な確率で3隻くらい撃破してくれます。
     支援艦隊の旗艦をキラづけしておくとほぼ100%?(私はボス到達時に100%きました)支援にしてくれるので旗艦だけはキラ付しました。





支援艦隊の威力

軽空母2と正規空母2だと、こんな感じ。運がよければ1隻撃沈してくれたりという感じです。。
ポーキサイトが580くらい減るけど、ポーキは4万くらいあって余ってたからあまり問題なかったです。
空母は、艦攻のみ載せています。






戦艦(主砲4つガン積み)2と正規空母2だと、こんな感じ。3隻くらい撃破してくれるのでS判定取りやすい。ただし、資材がマッハで減っていきます。
そういえば、どのくらい減るか調べてなかったです。燃料弾薬はそこまで潤沢ではないので最後の数メモリになったあたりからしかやっていません。






装備について

主力戦艦の二人は、こんな装備です。





残り二人の戦艦は、こんな2級レベルの装備になっています。46cm砲が足りない。電探も性能低いのしか載せてあげられません。





重巡洋艦は、みんな電探以外は同じ装備になっています。33号電探は2つしかないので、残り二人は鈴屋が32号と最上が21号にしています。
ボスでの対空必要なので三式弾装備。





北上様と大井の重雷装巡洋艦は、副砲2でもよかったのですが、気持ち対空もいれる感じで、15.2cm連装砲を装備させています。
攻撃力はそんなに変わらないっぽい?(体感)。ボスは昼間から始まるので甲は必須ですね。





駆逐艦でも、12cm30連想推進砲が載せられたので、載せておきました。ボスの開幕防空は大事。





陣形

北ルートですが、陣形も重要だと思います。
特に3番めはうまく回避してくれるのを祈るのと、昼戦にならないことを祈るという2重の祈りが必要です。
(昼戦になると被害は大きくなるし弾薬も消費されてボスがきつくなる)
1個目:複縦陣
2個目:気のせい(戦闘なし)
3個目:単縦陣(上から2番めまたは3番めが生き残ると昼戦になるので、やられる前に全滅させる)
4個目:うずしお
羅針盤(お祈りしましょう)
ボス:単縦陣



以上で、のんびり攻略した結果、6時間程度で攻略完了しました。
某所ではキラ付けして出撃を薦められていましたが、面倒くさいということでしていません(最初の1回だけした)
バケツをいくつ使ったのは覚えてないです。100個位かな?
420くらいが、320くらいまで減ったような?
資材は、E-5攻略のみで15000くらいでしょうか。

最後のゲージを削り切るところは、2つの戦隊を1つにして、ハイパーコンビ二人でいかせる必要があるかなと思いましたが、そんなことはなかったです。
お風呂に入って、精神的に一旦落ち着けて(艦娘の疲労回復も兼ねて)様子見出撃をさせたら、いきなりS判定で攻略完了しました。

気合入れていくと、肩透かしするような気がする。
リラックスが大事球磨?。